この道は、近畿自然歩道福井県コースのガイドマップによると、JR美浜駅前から久々子海岸に出て、三方五湖の久々子湖、水月湖畔をめぐり三方町(現:若狭町)海山までの14.5kmとなっています。
近年、水月湖の湖底の堆積層が「年縞」と言って、地球的規模の年代測定の世界標準として注目され、世界的に有名になっていますが、2004年当時はどうだったか、覚えていません。
15年以上前のことですから記憶も薄れがちですが、写真に妻が写っているので、スタート地点のJR美浜駅まで車で行って、終点の若狭町海山へは、妻に車を回しておいて貰ったのだろうと思います。
松原海岸に出ました。久々子海岸まで歩いて昼食です。
この後、妻は別の道で早瀬の海岸付近まで行ったと思います。
たぶん、妻はレインボーライン有料道路を走って、反対側の若狭町海山の登り口で待っていてくれたのだと思います。
我々歩き組は、早瀬漁港から久々子湖々畔を歩いて、浦見川方面へ。
海の浸食作用で岩に穴ができ、両側に貫通したものを海蝕洞門というそうです。とても風光明媚な所でした。
水月湖を周る三方五湖周遊道路は「日本の道100選」に選ばれている道だそうです。
水辺の景色は良いし、車は通らないし、のんびりと景色を楽しみながら歩ける素晴らしい道でした。
この季節、冬鳥が湖面にたくさん浮かんでいました。
水月湖の対岸には、虹岳島(こがしま)温泉という料理旅館の建物が幾棟も並んでいます。ちょうど遊覧船が静かな湖面にゆったりとした波を作って目の前を通り過ぎて行きました。
15時56分、16.8km歩いて、妻の車が待っているレインボーライン登り口の土産物屋の前に到着しました。