地図を見ると、氷ノ山とかハチ北など、昔スキー雑誌などで見たことがあり、名前だけは知っているスキー場の近くに来ているようだ。
氷ノ山は樹氷が見られることから、西の蔵王とも言われていたので、どんなスキー場か行ってみることにした。
先ずは「氷ノ山国際スキー場」の看板があったのでそちらの方向に行ってみた。
民宿が立ち並ぶ県道87号線を西に進むと、リフトが見えた。更に進むとあまり広くない駐車場があった。車を降りて辺りを見回したがゲレンデらしい所が見当たらない。林の中にリフトが見え隠れしているが、ゲレンデらしいものがないので、どうやら連絡リフトのようだ。
山に隠れて見えないけど、たぶん連絡リフトが見えなくなっている辺りにゲレンデがあるのかもしれない。
一旦戻りかけたが、カーナビを見ると、今の県道を更に進むと23日に行った「ハチ高原スキー場」に通じているようなので行ってみることにした。
「大久保ゲレンデ」という小さなスキー場を過ぎると、林道を横切ってリフトが何基か掛かっている。どうやら先の民宿街からハチ高原に登る連絡リフトのようだ。帰りは林道を滑って宿に戻れるようだ。
林を抜けると、急に明るい広い高原に出た。ハチ高原スキー場だ。23日とは逆の方向から来たので、見覚えがあるような、ないような所だなあ・・・。と、最初はちょっと分からなかった。
23日に登って来た県道269号線(但馬アルペンルート)を下って「道の駅」まで戻った。さて、この後どこへ行こうかなあ・・・。と地図を見ると氷ノ山の西の鳥取県側に「わかさ氷ノ山スキー場」というのがあるようだ。「わかさ」は「若狭」を連想して何だか親しみがあるように思えたので、行ってみることにした。
道路標識を見ると、わかさは「若狭」ではなく「若桜」と書くようだ。
県道48号線を西に向かって走っていると「天滝→」の表示が見えたので寄ってみることにした。
天滝の駐車場で説明版を読んでみると、日本の滝100選にも選ばれている落差98mの名瀑らしい。滝まで1.2km、片道40分とある。
1.2kmなら大したことはない。40分はかからずに行けるだろうと思って行くことにした。駐車場には高校生ぐらいの青年が3人準備中だったので安心だ。
しばらく進んで、これは40分はかかるかも? と、納得した。階段の連続だ。水平道はほぼない。
しかも、左側は深い谷底、足を滑らせて落ちたらただでは済みそうにない。誰か落ちて亡くなったのか花が手向けてある所があった。
途中、名前が付いている滝が幾つかあったが、大した滝ではなかった。
また、滝への原生林に囲まれた遊歩道は「森林浴の森日本百選」になっているそうだから、一度に2つの「〇〇百選」に出会えたことになる。
遊歩道は、滝から先800mで「俵石」更に1.3kmで「杉ヶ沢高原」に続くらしいけど、滝から先には人が行ってなさそうだし、81歳の爺さんが1人で行って、途中で倒れでもしたら顰蹙を買いそうだから諦めた。
「わかさ氷ノ山スキー場」は氷ノ山を半周するのでかなり遠い。天滝から40km余り走って午後2時20分、ようやく着いた。東側の兵庫県の「氷ノ山国際スキー場」より、こちらの方がかなりいいスキー場のように見える。
キャンプ場やバンガローなどもあって、土曜日の今日はキャンプサイトは賑わっていた。鳥取県若桜町の町営らしい。
国道482号を下って、29号線と交わって北上。直ぐに若桜鉄道の若桜駅前に「道の駅若桜桜ん坊」がある。
若桜鉄道と八東川に沿って北西へ。途中に「道の駅はっとう」がある。しばらく離れていた鉄道が再び近くなると、いつの間にかJRに変わっていた。間もなく鳥取市に入る。
鳥取市の山陰自動車道は国道9号線として建設されたので無料らしい。鳥取ICから高速に乗る。15kmほど走ると浜村鹿野温泉ICに「道の駅西いなば気楽里」があるが素通り。更に17km走って17時36分、東郷池という湖を見下ろす高台にある「道の駅はわい」に到着。ここはコンビニもあるきれいな道の駅だ。
展望台からは湖の中にはわい温泉のホテル群が浮かんでいるのが見える。
メンバー
1人
移動距離
203.2km
行動時間
9時間04分
天気
晴れのち曇り
1日の歩数
7,218歩
宿泊地
道の駅はわい
朝食
1,039円
昼食
190円
夕食
1,447円
ガソリン20.0L
3,065円
その他
1,318円
その他は お茶・コーヒー・野菜ジュース・おやつ など