四国霊場巡礼と道の駅スタンプラリー
- ●愛媛県御朱印・スタンプ
- えひめこどもの城空き駐車場
- 47番 八坂寺(やさかじ)〇
- 48番 西林寺(さいりんじ)〇
- 49番 浄土寺(じょうどじ)〇
- 50番 繁多寺(はんたじ)〇
- 51番 石手寺(いしてじ)〇
- 52番 太山寺(たいさんじ)〇
- 53番 円明寺(えんみょうじ)〇
- 別格9番 文殊院(もんじゅいん)〇
- 別格11番 生木地蔵(いきじぞう)〇
- 別格10番 興隆寺(こうりゅうじ)〇
- 58番 仙遊寺(せんゆうじ)〇
- ●広島県
- 福山SA(泊り)
今朝一番は47番八坂寺です。7時前に到着してしまいました。
駐車場に来てみると駐車場の後ろは墓場です。しかも駐車場には大変きれいなウォッシュレットトイレがあるではありませんか。こんなことなら昨夜は宿泊場所をいろいろ探し回らなくて、この墓場に決定して、どんどん奥へ行くと結局この駐車場に来ることになった訳です。惜しいことをしました。
お寺の時間は7時からですから、それまでにトイレを使わせて頂きました。
八坂寺の駐車場は、一方通行の道で、帰りは墓地の丘の方へ登って帰るようになっていました。
今日は出足が早いので7時半には八坂寺を終わって、次の48番西林寺に向かっていると「ていれぎの湯」という風呂屋がありました。しばらくお風呂に入れてなかったので、朝風呂を浴びてから次へ行くことにしました。
48番西林寺の前には小さな小川が流れていて、山門の前には歩き専用の橋が架かっています。
49番浄土寺の駐車場は、道路沿いにもの凄く大きな看板で良く目立ちます。吸い込まれるようにそこに停めましたが、かなり歩きます。
気付きませんでしたがお寺の近くにも駐車場があったらしいです。
県道40号線沿いの近いお寺が続きます。次は2.5kmほど走って50番繁多寺です。砂利の広い駐車場です。重厚な門のお寺が続きましたから、繁多寺の門は簡素に見えます。
今日は何度も電話がかかってきたので、その時にスマホのGPSloggerの停止ボタンを誤って押してしまったのでしょう? 繁多寺以降のログが取れていませんでした。(繁多寺以降のログは手書きです)
石手寺への参道は屋根が付いていて、両側に出店が並ぶ構造になっていますが、実際に店を開いていたのは数軒程でした。実際にお客が入っていたのは「やきもち」と書いた店でした。
石手寺の仁王門の巨大な「わらじ」には、お賽銭がびっしりと詰めてありました、さもしい考えですが相当な金額です。
本堂の前には何でできているのか分かりませんでしたが「金ピカ?」の五鈷がでーんと座っています。
次の太山寺は駐車場から坂道をかなり歩きます。納経所から本堂までの間に、たぶん民家だと思うのですが数軒ありました。
かなり歩いた先に広い境内があり、立派な本堂が建っています。国宝だそうです。鐘楼の鐘も重要文化財だそうです。
同じ道を下って納経所もまたまた豪勢な造りです。
県道183号線を2km程で、53番円明寺です。駐車場から県道を挟んで山門ですが、境内の真ん中にも中門があります。
このお寺には昔「隠れキリシタン」が礼拝していたといわれる「キリシタン灯籠」があります。
聖母マリア像が刻まれているそうですが、そう言われてみるとそうなかあ・・・? と言うほどで分かり難いです。
ここでまたまた、朝一番の八坂寺から2km程の所に別格9番文殊院があったことに気付いて、ふりだしに戻ります。急ぐ旅ではないので気楽ですけど、ガソリンも時間も相当無駄にして、松山市内を20kmほど南下しました。
この文殊院には弘法大師の大きな石像の隣に四国遍路の元祖と言われている衛門三郎夫婦の石像があります。
次は34kmあまり東に走って、別格11番生木地蔵です。
弘法大師が楠の生きている大木に延命地蔵大菩薩を刻んだとされるお寺です。大師が片耳を掘り残したことから耳の病に霊験あらたかと伝わり信仰を集めているそうですが、私の耳も治ってほしい!
この大木は昭和29年9月26日の洞爺丸台風で倒れるまで立っていたそうです。
通称、別格20霊場11番生木地蔵と言われていますが、寺号は正善寺となっていました。
別格10番興隆寺は駐車場から、橋の裏に経文が書かれているので無明から光明への懸け橋と言われている「赤い橋」を渡って、長い石段を登ります。傾斜は緩いですが長いので息が切れます。石段の右側にお城のような石垣がありますが、松山藩の寺社奉行による築城方式の石積みとか。
さて。時間もいい時間になってきたので、今日の最後は58番仙遊寺にします。
標高281mの山の8合目付近にあるので、展望がいいお寺で、境内の端に望遠鏡を備えた展望台が設けられています。天然温泉の宿坊も、めっぽう展望が良さそうでした。
この仙遊寺は車で駐車場まで上がってしまうと、山門を通り過ぎてしまいます。
帰りに山門の前を通ったので、歩き遍路の人が通る山門から本堂までの山道を往復してみました。
あまり歩く人も少ないのか、かなり荒れた道でした。
どなたかが寄進されたという手摺がありますが、石段の真ん中にあるので狭い道が更に狭くなって、とても歩き難くかったです。谷側か山側に寄せて設置してあればいいのに、と思いました。
今日はこれで終わって、道の駅今治湯の浦温泉で車中泊の予定です。車のライトが点灯する時刻になって、道の駅今治湯の浦温泉に到着。信号を渡って反対側の高台にある「今治クアハウス」で、今日2回目の温泉です。
温泉から上がって、駐車場で涼んでいると携帯電話が鳴りました。
にわかには信じがたいことですが、弟が亡くなったという電話でした。急遽帰ることにします。
息子から「急いでも、もう間に合わないのだから、落ち着いてゆっくり帰ってくるように」と言う電話です。
眠たくなるまで走ることにして、21時47分山陽自動車道の福山SA到着。今夜はここで車中泊です。