GPSwalking

2024.04.17(水)65番三角寺 ~ 別格13番 仙龍寺ドライブお遍路[2回目]26日目

四国霊場巡礼と道の駅スタンプラリー

  • ●香川県
    御朱印・スタンプ
  • 道の駅 とよはま
  • ●愛媛県
  • 65番 三角寺(さんかくじ)
  • 別格13番 仙龍寺(せんりゅうじ)
  • 道の駅 霧の森
  • ●徳島県
  • 道の駅 大歩危
  • 道の駅 にしいや
    休み
  • 道の駅 大歩危(泊り)
    済み
別格二十霊場13番 仙龍寺

今日からいよいよ去年の秋残した八十八ヶ所霊場11ヶ所と別格二十霊場4ヶ所のお寺を回ります。

与島PAでの車中泊は、もう何回目だろう? ここで迎える朝はいつも清々しいです。
瀬戸大橋は2階建てで、上は自動車、下は鉄道が走っていますが、鉄道は思いのほか頻繁に通ります。
与島PAは高台になっていて、パーキングアリアの南端に東側に下る細い道があったので、朝の散歩を兼ねて集落まで下りて行ってみました。

(画像はクリックで拡大します)
瀬戸大橋 ちょうど電車が通りました
与島PA

島内にはバスが走っているようです。1日10便ほどの時刻表がありました。また島内は島民の車とバス以外は入れないようゲートがありました。ゲートを通るには専用のカードが必要なようです。

バス停 1日10便ほど
与島の中を散歩 バス停
島民の車とバスのみ通行可

坂出北ICで瀬戸中央自動車道を降りて、国道11号線に乗り換え、香川県の愛媛県との県境に近い「道の駅とよはま」へ向って南下します。
この道の駅は去年の9月26日に車中泊した所です。

道の駅とよはま
道の駅とよはま
道の駅とよはま

道の駅からは瀬戸内海に浮かぶ島々が見えることになっている案内板がありましたが、それほどはっきりとは見えません。伊吹島らしいのが幽かに見える程度でした。

瀬戸内海の島々の案内
案内板ほどは島は見えません
駐車場への連絡通路 上は国道11号線
国道11号線を挟んで道の駅とよはま

道の駅から12kmほど走って、きょう1つ目のお寺、三角寺です。ちょっと変わった寺号ですが、三角形の護摩壇からその名が付いたそうです。近くの集落の名前も三角寺でした。

65番三角寺
65番三角寺鐘楼門
65番三角寺大師堂

狭い国道319号線

三角寺から堀切峠越えで別格13番仙龍寺への道もあるようですが、国道192号線まで戻って県道5号線から堀切トンネルと国道319号線経由で仙龍寺を目指しましたが、国道319号線は幅1車線しかなく、対向車を心配しながらの運転でした。


もし次回行くことがあったら、堀切峠越えで行ってみようと思います。地図によると展望所が何回かあるので景色がいいのかも?

別格13番仙龍寺はとんでもない所に建っているお寺でした。垂直の崖に貼り付く様に建っています。よくぞこんな所にお寺を建てたものだと、あきれるほどの断崖絶壁に建っています。

別格13番仙龍寺駐車場
崖に建つ仙龍寺

谷川を挟んで右側の石段を登るのが、昔からの参道だと思います。左側はお寺の車が登るために作られた新しい道だと思います。今回はそれを登りました。

仙龍寺への歩道
別格13番仙龍寺

本堂と大師堂は靴を脱いで上がった2階にあります。住職さんに「大変な所に建っていますね」と言うと「もう、殆ど崖です」と言う返事でした。

靴を脱いで本堂に上がる
本堂は2階

谷川の滝壺の上にもコンクリート製の構築物が作ってありました。

床下に滝壺
崖に建つ仙龍寺

国道319号を銅山川に沿って下流へ。新宮で県道5号線に分岐して南下すると「道の駅霧の森」です。この辺りは高知自動車道が山の中をトンネルで通過しています。ちょっとだけ地上に出た所に新宮ICがあり、そこに道の駅があります。
山の中にしては不釣り合いなほど奇麗な道の駅です。赤い吊り橋風の橋で馬立川を渡ると道の駅でした。
午後2時を回っていましたが、ここで昼食です。

道の駅霧の森
道の駅霧の森
竜馬も歩いた土佐街道
下に昔(?)の橋
駐車場から馬立川を渡ると道の駅霧の森
霧の森交湯~館

2021年にノーベル物理学賞を受賞された真鍋淑郎さんの故郷は、ここ新宮らしい。

真鍋さんが開発された「気象モデル」は、過去や現在の気象観測データは一切必要とせず、地球の大きさや地形など基本的な情報をコンピュータに入れるだけで、地球の気候を物理法則に基づいてシミュレーションすることで、CO2の増加が与える気候への影響を初めて明らかにされたそうです。
気象学の分野でノーベル物理学賞を受賞することは極めて異例のことで、世界を驚かせたようです。

川の対岸に新宮小・中学校があり「祝 世界で輝く新宮の誇り真鍋淑郎先輩 昭和18年度卒業」の横断幕が掲げられています。この小・中学校は校庭が狭いので、川に張り出して校庭を拡張してありました。

新宮小・中学校

四国のこの辺りは、どこも平地が少ないらしく、集落の多くは山の中腹の斜面に点在しています。バスが通るような大きな道路は下にあるので、例えバスを利用するにしても、バス停から自宅までは、かなりの距離の坂道を登ることになりそうです。
雪が降らない所だからこうした集落も今なお残っているのだろうけど・・・。

山の斜面に建つ民家
山の斜面に建つ民家

319号線を銅山川に沿ってどんどん東に向かうと、土讃線の阿波川口駅の近くで吉野川に合流するところで、国道32号線に。
ここから上流は、名前だけは知っていた「大歩危小歩危(おおぼけこぼけ)」 紅葉の名所らしいけど今は新緑真っ盛り。
荒々しい川の岩にはピンク色のツツジが咲いています。花の色は15日に京都府で見たピンク色のミツバツツジとよく似ていますが、イワツツジと言うらしい。葉はミツバツツジのように3枚ではなく、たくさん付いています。
16時ちょっと前に大歩危温泉サンリバーという温泉があったので、入って行くことにしました。

大歩危付近の吉野川
吉野川のイワツツジ

「道の駅大歩危」は、ここでもまた吉野川の崖っぷちに建っています。川の反対側には土讃線が走っていて、大歩危駅のアナウンスが時々聞こえてきます。
道の駅の担当者の説明によると、祖谷のかずら橋で有名な祖谷渓の「道の駅にしいや」は、山の向こう側で、ここから近いようだから、行ってみることにしました。

道の駅大歩危
吉野川を挟んで道の駅と土讃線

祖谷トンネルを抜けるとすぐに「道の駅にしいや」でしたが残念ながら休館日。例え営業日でも17時を10分ほど回っていたからスタンプは無理でした。
近くに温泉もあるようですが、もう入ってしまったし、ここの駐車場は水平ではなく傾斜があるので寝難いだろうと思って、車中泊はやっぱり大歩危にすることにして同じ道を戻ります。

道の駅にしいや 休館日
今夜はここで車中泊(お化けが出るかも?)

道の駅大歩危は「妖怪屋敷」をやっていて、おどろおどろした看板が架かっています。今夜は妖怪が「こんばんは」と出てくるかも??

データ

メンバー

1人

移動距離

151km

行動時間

10時間55分

天気

晴れ

1日の歩数

10,739歩

宿泊

道の駅大歩危

朝食

710円

昼食

1,045円

夕食

925円

65番 三角寺+駐車料

500円

別格13番 仙龍寺

300円

ETC

1,420円

大歩危温泉

700円

その他

120円

その他は お茶・コーヒー・野菜ジュース・おやつ など。食費0円は非常食を消費するため

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