四国霊場巡礼と道の駅スタンプラリー
- ●愛媛県御朱印・スタンプ
- 62番 宝寿寺(ほうじゅじ)〇
- 61番 香園寺(こうおんじ)〇
- 60番 横峰寺(よこみねじ)〇
- 59番 国分寺(こくぶんじ)〇
- 57番 栄福寺(えいふくじ)〇
- 56番 泰山寺(たいさんじ)〇
- 55番 南光坊(なんこうぼう)〇
- 54番 延命寺(えんめいじ)〇
- 道の駅 今治湯ノ浦温泉〇
- 道の駅 マイントピア別子(泊り)〇
残っている札所は8か所です。しかも愛媛県の北部に集中しているので、うまく行けば八十八ヶ所は今日で結願です。
道の駅小松オアシスは西条市の小松中央公園にもなっているようです。朝の散歩を兼ねて30分ほど散策してみました。
最初のお寺は62番宝寿寺で、3kmほどで近いです。
宝寿寺から2km弱で61番香園寺ですが、およそ今までのお寺のイメージからは程遠い超モダン(?)なお寺です。本堂も大師堂も鉄筋コンクリート製の茶色のビルの中です。
このお寺の境内には、四国八十八か所の全札所を88回も巡拝された大先達の田中茂さんの碑がでーんと立っています。
昭和39年が最初で、それから30年後の平成5年に88回の満願を迎えられたそうです。凄い!
次は横峰寺ですが、カーナビに任せていたら、今回も車では行けない旧道を案内され、途中で気付いて引き返す失敗。
前回も同じ失敗をしましたから懲りない爺さんです。
私の先にマイクロバス・タクシーが走っていましたが、途中で10人ほどの外国人のお客を降ろしていました。どうやらこの外人さんたちは、この先は歩いて横峰寺を目指すようです。こちらも凄い!
平野林道経由で、無事横峰寺へ。横峰寺は駐車場の方が標高が高く、そこからかなり下ります。シャクナゲが満開でした。
続いて59番国分寺です。伊予の十大椿と言われる椿の花があるそうですが、桜は満開でしたが椿は分かりませんでした。
弘法大師の石像と握手して願い事をすると叶うという握手修行大師がありました。その横には体の悪い所を治す「薬壺」も。
58番仙遊寺は、去年10月13日に終わっているので、次は57番栄福寺です。このお寺には山門がありません。本堂には昭和初期に足の不自由な少年が参拝して足が治ったという少年が乗っていた箱車が奉納されています。
泰山寺は、丸い石の野面積と切込接の乱積の石垣が左右にあって、とても立派で美しい。
弘法大師が寺を開いた時に植えたとされる「不忘(わすれず)の松」は枯れてしまったらしいが、切株は今も残っていて現在は3代目だという松が植わっていました。
55番南光坊は境内の真ん中に道路が走っている構造になっていて、ちょっと戸惑います。門は国道317号線に面していますが、駐車場は境内の中を走っている道路から入るので、門と本堂の真ん中に入ることになります。
54番延命寺は、もともと字も読みも53番円明寺と全く同じだったらしい。同じ寺号が2つあったのでは間違われやすいので、明治時代に延命寺に改められたとのこと。
今日で八十八ヶ所霊場は全部終わりました。あとは別格20霊場が3ヶ所残っているだけです。それと四国4県の道の駅スタンプラリーが残っていますから、それらを終われば帰ることになります。
今夜の車中泊は50km余り東に走って、道の駅マイントピア別子です。ここは銅鉱山の跡地にあるらしく、山の中の銅鉱山は「東洋のマチュピチュ」と言われているらしいです。楽しみです。